Eigen, Peter2019-09-252019-09-252011-04-0220031861974760http://hdl.handle.net/20.500.12424/177416"り迅速かつ正確に流れるようになった今、メディアも一般市民も、企業や政治 家に対しこれまで以上にその意思や行動に対する説明を求めるようになってきています。 情報の自由な流れを確立するために、ドイツ、レバノン、メキシコ、パナマをはじめと した多くの国々において、TIの支部が情報公開に関する活動を行っています。TIの各国支 部や他の市民団体、広くは一般市民による監視のもと、各国政府は情報公開に取り組む姿 勢を見せ始めています。チリやブラジル、韓国、インドでは、電子政府が普及したことに よって、インターネットを使った公的情報の公開が進み、公共事業の入札や民営化のプロ セスが公開されるようになりました。 しかし、情報と技術の自由だけでは充分ではありません。情報がいかに専門的見地から 精密に検討されたとしても、メディアや市民団体、特に調査報道に携わるジャーナリスト や内部告発者たちの勇敢な行動がなければ、汚職・腐敗は生き続けるでしょう。 先進国、発展途上国の如何を問わず、このような透明性の擁護者たちは、欠くことので きない存在です。GCR2003の地域別の報告は、西ヨーロッパと北米の報告で始まっていま す。まさにこの地域ではエンロンのスキャンダルが発覚し、世界中の企業に大きな衝撃を 与え、企業の誠実性や社会倫理に対する一般市民からの信用を大きく損ねました。エンロ ンやその後に続く幾多のスキャンダルの発覚によって、監査役や税務専門家、弁護士、銀 行家、企業の顧客たちが共謀して、株主や従業員、そして広くは一般市民から寄せられて いる信用を無視し、目先の利益のために会計操作を行うという、汚職・腐敗の実態への認 識が高まりました。"Pages: 4jpnWith permission of the license/copyright holdercorruptionglobal compactPolitical ethicsEthics of political systemsEthics of lawRights based legal ethicsGovernance and ethics世界汚職・腐敗報告書2003年版(Global Corruption Report 2003)Book chapter